昨日はK先生らが我が家に戻ってきました。再びその戻ってきた足で、私の所属する研究所に向かい、私の指導教官を交えてお話をしました。偶々、実験材料としてNZの固有種の高山植物を使って実験をしていて、タイミングよくデータもそろってきていたのでちょっ…

気がついたら年があけてました。 年末から風邪を引き、それでも温泉入りまくり、回復せず、もって帰った仕事はろくにさばけていない状況。 5日東京からつくばでポスドクしている人にハイテクというか時代に逆行している超ノンエコ自動車でつくばへと送っても…

懸案の論文を再び共著者に丸投げした。結構苦しかった。 只今、ストレス最大値です。 先週から電顕仕事+実験。そして極め付けに、ことし欧州の休暇島で取ったデータがかなり面白いことになっていることに気がつき、そして指導教官も大興奮そして共同研究者…

くりすますが近づいてきて人のうちにおよばれする週末でした。。。 我が家にもやっと似非クリスマスツリーが登場しました。(NZはアドベント蝋燭みたいなやつはないみたいです。) 金曜日の夜は小ボス宅(おんな)+只今わが研究室に滞在中のポスドク(おん…

初めての電顕

研究室でうだうだとテクニシャンと彼が自分家の庭から摘んで持ってきた、チェリーをつまみながらお話をしていたら(わたしのお悩み相談)、彼のお友達の電顕を管理していたおじさんが12月いっぱいでこの研究所を去るということになっているみたいだということ…

来月、米国の学会に遊びに行った後に日本に帰る許可をもらい、どうせ帰るんなら日本で何か論文書き以外にもできることがあったらやろうということで、1月は日本のある研究者にお願いしてある実験というかサンプル処理をさせてもらうことになった(否なってい…

ろんぶんを書かないと! 今年もあと一ヶ月程度になってしまった。もう2005年や2006年にとったデータなんて全て吐き出してしまいたい。と思っているけど未だに分析が終わっていないものさえもあるという事実。そしてこっちにきてやった実験の結果もまとまって…

ごんどわな

首都Wellingtonに行った。 指導教官と共にNZの放射性/安定同位体を用いて研究をしているCRIや大学のグループが集まって、どこに何のマシンがあって何を測定できるかということを確認し合う会議への参加であった。あとは長期観測データをどのように扱うか、と…

南極から国内通話!

前置きをするとニュージーは、チリについで南極に近い国なのでインターナショナル南極プロジェクトの拠点がある。私の住むクライストチャーチには南極に唯一空の便を出している米軍飛行場があったりするので、クライストチャーチは南極の拠点となってるんで…

隣国にいるししょうから面白い論文が送られてくる(彼のではないが)。 この論文に関する私の感想をちょっと聞かせてほしいと。なぜ私に?とも悩みつつも、そして明日までに感想を送れと。さらっと読んでいい加減なコメントを送る。 例によってNature論文で…

日本で半年ほど労働した研究機関のボスから私がかかわった仕事の経過のお知らせがしばしば届く。しかも俳句つきで。いつもこの俳句にコメントしないといけないというプレッシャーがあったが、今回は詩に関してはスルーで返事を返したが、捻くれていないとい…

最近は‘日本人のように’労働しているような気がする。そして2週間後には地球の裏側にいかなければならないのに何も準備が進んでいない。 でも、休暇の日程は最重要項目なので、仕事には関係のない幾人かの人と連絡を取る。ドイツで会いたかった人はプリンス…

今の研究室はLi6400が3台あり、いろいろと修正を加えつつ使用している(ようだ。)。いろいろなモノを外部に装着したり、カスタムメイドのチャンバーを装着したり。こういうものを目撃するとやっぱり優秀なテクニシャンを雇うことがどれだけ研究室に有益を齎…

いどうのしすぎ

南半球に来て間もないというのに、ほぼ1ヶ月後には再び欧州へとで戻って、2ヶ月間実験+分析計画が実行されるということが決定された。ほとんど指導教官のパシリなのだけれどもまたまたいろんな人にあえて面白そうだ。そして滞在の終了週には学会。ポスター…

いまさら とぷかぷ

将来を妄想したりしていたら一か月前くらいに今の研究室の同僚と行った展覧会を思い出した。一か月前ほどに京都文化博物館(だったけ?)で行われていたトプカプ宮殿の至宝とかいう展覧会の無料チケットをもらったので行った。トルコ16世紀くらいのお話で、…

しんねんとやくばらい

ヨーロッパに4年半滞在していたが、実は現地で年越しをしたことがなかった。毎年なんとなく正月はカエルもの&家族と過ごすものだという習性がぬけなくてはるばる実家に帰省していたのだ。 今年の“きょうこうりょこう”で両親と共に私のヨーロッパの出発点の…

ひみつけっしゃのかい

ネタは尽きるほどあるのだけれども、なかなか書く気がおこらない。ということで久しぶりの更新です。 今私は、京都の北の山の中に存在する、某研究所のあるプロジェクトに所属させてもらっている。超分野横断的な研究プロジェクトをいくつも走らせている研究…

わたしのあいどる

某氏が2週間我が研究所に短期で滞在し、去って以来楽しみが減少した(内輪ネタです、ごめんなさい)。極寒の国へ戻ってしまって以来、私の脳内ホルモンの分泌は減少し、研究室に行き来する際ににやにやする頻度が減ってしまった。そしてなんとなく肌つやも悪…

日本へ帰国する。 もう、“ドイツで研究”は終了したのでこのブログは閉じます(1週間後くらい)。 3月まで日本で出稼ぎ。そして4月から漂流先は未決定ですが、その後もどこかで日記を書いています。

きのうは研究室の人々とランチお別れ会をしたが再び戻ってくるので、“じゃ、また”というような感じでお別れ。そして、フリーザーにストックされたサンプルたちはとりあえずすべてのデータが公表されるまでそのままに。冷凍庫一個分使っているので、テクニシ…

昨日、某Prüfungsamtに10時に論文を提出した。書類不備が3つほどあり、ひとつは手書きでもいいからその場で書け、と言われ、もうひとつはうちの教授に一筆書いてもらわないといけない書類であった。そしてもうひとつはドイツ語の要約を本論文の冊子以外に別…

昨晩は同居人のドイツ人女性にはあり得ない例外的に華奢で愛想のいい同居人Mが、プレステカラオケセットを借りてきていてKaraokeをやった、否やっていた(わたしは聞いていただけ。。)。彼女は試験準備で切羽詰まってくると?喰らい、?走り、?叫びと…

D論に含まれた投稿論文マニュスクリプトの共著者になんと指導教授.の名前がない事態に製本した後に気づき動悸がして眠れなかった。 金曜日に指導教官にこのことについて尋ねに行った所、彼も気づいていなかったらしかったが彼曰く、“誰も気づかないからいい…

一週間弱で、D論提出そして引越しを強行しなければならない状況に追い込まれています。ここでも私の人生の計画性のなさが露呈してきました。。。 D論提出の背景: 既に、D論のドラフトは一ヶ月ほど前から完成しており、指導教授からも提出してよいとの許可も…

ドイツでのD論提出というかドクター取得への道は長い。こんなに時間をかけて何かいいことでもあるのだろうか?提出後3ヶ月ほど待って口頭試問。 そして、論文と一緒にいろんな書類を提出するのだけれども、それがPhD候補生として学部に認められるために提出…

とりあえず、D論提出した後、3月までの食い扶持が見つかった。なんとも心の広い先生がいたものだ。まだポスドクではないけれども新しい環境に身を置くことで脳みそがリフレッシュされることを期待したい。 この研究所、超分野横断的な研究をしているところな…

どきどきして、教授が学会から帰ってくるのを待っていたが、どうやらD論10月提出は大丈夫ということで。よかった。これで安眠できる。

最近は、腑抜け気味である。 D論の草稿は我が悪者教授に、彼が根っこ関係の学会に消える前に提出したけれども、気分屋のひとなので、彼にやっぱり10月提出は駄目だと言われたらどうしようかと、ふとした瞬間にどきどきして夜眠れなくなるときがしばしばあっ…

今日は指導教官が非常にご機嫌だった。 私が未だに、投稿論文のコメントを送っていなくてかなり申し訳なく“あのー、ごめんなさい。時間がないフリをしていまだに…”とボソボソ話かけると、満面の笑顔で“気にしなくていいよ、今週いっぱいはまだ推敲するから。…

土曜日は餃子の会をする。 ものすごく美味しいモノができてしまって、狂喜乱舞する。 邦楽談義でもりあがったが、でもヤプーズとか戸川純とか矢野顕子などなど。。。そしてNHKみんなのうた。わたしたちはいったいいつの時代に産まれたのだと。21歳バイオリニ…