今の研究室はLi6400が3台あり、いろいろと修正を加えつつ使用している(ようだ。)。いろいろなモノを外部に装着したり、カスタムメイドのチャンバーを装着したり。こういうものを目撃するとやっぱり優秀なテクニシャンを雇うことがどれだけ研究室に有益を齎してくれるかということを実感する。ここの研究室も本当に優秀なそしてコミュニケーティブなテクニシャンがいて、彼らのこのチームへの貢献は高い。

話は変わって先月はLicorの人がネブラスカリンカーンアリゾナから参上して、新たなチャンバー開発の宣伝やらのデモンストレーションにやってきた。私は、どうせコマーシャルなデモで、いいことしか言わないのだろうと思っていたが、彼らはどこに問題があって、何を改良しなければならないかということを真摯に説明して、さらにいろいろな人に意見を求めていた。だから彼らの製品は信用されているのだなぁ、と感心した。彼らはプロである。
どこかの英国の製品やそこのテクとは大違いである。ドイツにいたときに英国製品を使用していたが、あきらかに欠陥がありそれを指摘するメイルや手紙を書いていたのに、全く返事がなかったということがあった(PP systemではない。念のため。)。


今日は私が欧州へと行くために1台持参することになったので、大ボスと小ボスとどうやって送ったならば水際でいろいろといちゃもん付けられなくてすむか、ということについてお話をした。とりあえず、キャリーオンしなくていいということで、国際便で送付するのが一番いいということになって一段落した。

フランスである学会のレジストレーションも今日やってしまって、いろいろと落ちついてきた。学会前までにこの論文を仕上げなければならない。。。