一週間弱で、D論提出そして引越しを強行しなければならない状況に追い込まれています。ここでも私の人生の計画性のなさが露呈してきました。。。



D論提出の背景:
既に、D論のドラフトは一ヶ月ほど前から完成しており、指導教授からも提出してよいとの許可もでていた。しかしながら諸事情(人と会ったり、将来の心配をしたり、サンプル処理をしたり。。)によって月日は経ち、最近になってやっと本格的に提出の段取りをしなければならないことを認識し、ばたばたと動きはじめる。
ドイツの大学らしく、D論提出には本論文だけでなく学歴とはまったく関係のない書類やらが必要でそのためにBürgeramt(しやくしょ?)に行って証明書をもらったり、誓約書やら契約書やらに署名をしなければならない。これだけでおそらく10日くらいはかかる、というか待たされる。



そして、D論審査には2人の教授または教授資格を有する博士が必要でそれも本人が交渉にあたらなければならない(もちろん指導教官と相談の上)。あとは口頭諮問にさらにもう一人の教授または教授資格を有する博士が必要で、通常私の研究室ではプロジェクトに関わる人物にお願いすることになっており、これももちろん本人が直接交渉するべし、という慣わしになっている。



そして私の場合。私はある学際研究のプロジェクトに雇用されていたのだが、そのPIが他の研究機関の教授であった。彼の学生から彼は今年に入って体調が悪くてずっと研究室に現れていないと聞いていたが、それは6月のことであったので、もうさすがに研究室に戻っているだろうと思い、メイルを打ち、一週間ほどまったが返事が来ず。研究室に電話しても出ず、そして秘書さえも応答せず。。。(季節柄リトリートか?まいにち?)
指導教官から、プライベートの番号に電話してみよ、と指導が入り、プライベートの番号をなんとかその教授の学生から入手しかけてみるが応答なし。



そしてD論提出締め切り10日前の10月15日の朝にやっと直接電話で連絡を取ることに成功し、彼が3人目の審査員になることに同意してくれた。そこでやっと本論文にその旨を記述することができ、書類作成も彼の名前を記入することができ提出論文、書類共々落ち着いたのが今週はじめであった。



そして、論文全編印刷、コピー屋さんで製本の依頼をしたりどたばたして今週初めは過ごしていた。
学部の論文を提出する窓口であるPrüfungsamt(学生係みたいなところ?)に今日12時30分に行ってみたら彼らは月曜日“と”木曜日の10時から12時の間しか開けてないらしいということが分かった(3人も担当者がいるにも関わらず!)。
私の中では今日は“水曜日”だったために、明日10時頃に来ればいい、と思い今日は引き返した。



そして今日の晩電話で、C嬢と話していたら、今日が“木曜日”であることを知らされる。。。。
ということで、帰国日までD論を提出することができるチャンスは1日しかないということを認識してようやく本格的に焦って参りました。。。