初めての電顕

研究室でうだうだとテクニシャンと彼が自分家の庭から摘んで持ってきた、チェリーをつまみながらお話をしていたら(わたしのお悩み相談)、彼のお友達の電顕を管理していたおじさんが12月いっぱいでこの研究所を去るということになっているみたいだということが分かった。
顕微鏡なんて学生実習やスイスで微生物を扱っている研究室でインターンをしていたころにしか使ったことがない。顕微鏡一般について大した知識をもっていなかったので、アホな質問を沢山+いかに電顕がスバラシイかというお話をいろいろと聞いていたら、指導教官がやってきて、じゃあ私のサンプル電顕で解析してみましょうということに話が飛んだ(!)。えーーーっ、驚愕。というのは、いままで光学顕微鏡でやってみようということで、動物を切断している研究室のヒトに植物きりたいんだけどやってくれるかななどと、クリスマス前の忙しい時期に相談をもちかけていた。じゃあ、来週やってくれる、というところまで交渉を進めていた。
しかしながらも、電顕使ったことないし面白そーだなーと言っていたら、その電顕テクのおじさんの所へ連行された。そこでお話していたら、私が今回知りたかったものと指導教官が知りたいものが一致していないことが判明。彼女の知りたいことも面白そうだったので、じゃあどっちもやればいいじゃないかと思っていたら、サンプルをフィックスするのに時間もかかりお金もかかるということでそれならば、欲張りコースでどっちの願いも満たせる手法がある、とおじさんに提案されてそちらを選ぶことにした。

あしたから再び新しいことを始めます。
そして週末は論文のコメントが共著者から戻ってきて大慌てで仕上げています。
あと12日しか日にちがないみたいだけれどもまあ、電顕はサンプルをフィックスするだけだし、論文は共著者を満足させれば投稿ということでどうにかなるでしょう。。。