いどうのしすぎ

南半球に来て間もないというのに、ほぼ1ヶ月後には再び欧州へとで戻って、2ヶ月間実験+分析計画が実行されるということが決定された。ほとんど指導教官のパシリなのだけれどもまたまたいろんな人にあえて面白そうだ。そして滞在の終了週には学会。ポスター持参ではるばる地球の最果てから参上するのだから、それなりのネタを仕込んでいくことに。

移動になれすぎて、飛行機の日程を見たときにそれがどれほどうんざりするものであるのかはっきりいって判断がつかなかった。こっちの指導教官や同僚に“ヤッキーだね”などといわれても、目的地に到着するまでに3回も乗り換えなければならないという面倒臭さが具体的に想像できないほど脳みそがダメージを受けている。

そして、今回、欧州にて訪れる複数の研究室+学会会場はどれも欧州人だけでなく世界中のひとびとが集まる有名な休暇地である。旅行会社の担当の人は航空券手配するのに非常に手間取ったみたいだ。だから、いまさら“学会行くのやめようかなー”とかいったら殺されるであろう。

二酸化炭素を撒き散らしている飛行機を多用して自分に矛盾を覚えつつもけんきゅうをつづけてみることとする。