2007-01-01から1年間の記事一覧

ひみつけっしゃのかい

ネタは尽きるほどあるのだけれども、なかなか書く気がおこらない。ということで久しぶりの更新です。 今私は、京都の北の山の中に存在する、某研究所のあるプロジェクトに所属させてもらっている。超分野横断的な研究プロジェクトをいくつも走らせている研究…

わたしのあいどる

某氏が2週間我が研究所に短期で滞在し、去って以来楽しみが減少した(内輪ネタです、ごめんなさい)。極寒の国へ戻ってしまって以来、私の脳内ホルモンの分泌は減少し、研究室に行き来する際ににやにやする頻度が減ってしまった。そしてなんとなく肌つやも悪…

日本へ帰国する。 もう、“ドイツで研究”は終了したのでこのブログは閉じます(1週間後くらい)。 3月まで日本で出稼ぎ。そして4月から漂流先は未決定ですが、その後もどこかで日記を書いています。

きのうは研究室の人々とランチお別れ会をしたが再び戻ってくるので、“じゃ、また”というような感じでお別れ。そして、フリーザーにストックされたサンプルたちはとりあえずすべてのデータが公表されるまでそのままに。冷凍庫一個分使っているので、テクニシ…

昨日、某Prüfungsamtに10時に論文を提出した。書類不備が3つほどあり、ひとつは手書きでもいいからその場で書け、と言われ、もうひとつはうちの教授に一筆書いてもらわないといけない書類であった。そしてもうひとつはドイツ語の要約を本論文の冊子以外に別…

昨晩は同居人のドイツ人女性にはあり得ない例外的に華奢で愛想のいい同居人Mが、プレステカラオケセットを借りてきていてKaraokeをやった、否やっていた(わたしは聞いていただけ。。)。彼女は試験準備で切羽詰まってくると?喰らい、?走り、?叫びと…

D論に含まれた投稿論文マニュスクリプトの共著者になんと指導教授.の名前がない事態に製本した後に気づき動悸がして眠れなかった。 金曜日に指導教官にこのことについて尋ねに行った所、彼も気づいていなかったらしかったが彼曰く、“誰も気づかないからいい…

一週間弱で、D論提出そして引越しを強行しなければならない状況に追い込まれています。ここでも私の人生の計画性のなさが露呈してきました。。。 D論提出の背景: 既に、D論のドラフトは一ヶ月ほど前から完成しており、指導教授からも提出してよいとの許可も…

ドイツでのD論提出というかドクター取得への道は長い。こんなに時間をかけて何かいいことでもあるのだろうか?提出後3ヶ月ほど待って口頭試問。 そして、論文と一緒にいろんな書類を提出するのだけれども、それがPhD候補生として学部に認められるために提出…

とりあえず、D論提出した後、3月までの食い扶持が見つかった。なんとも心の広い先生がいたものだ。まだポスドクではないけれども新しい環境に身を置くことで脳みそがリフレッシュされることを期待したい。 この研究所、超分野横断的な研究をしているところな…

どきどきして、教授が学会から帰ってくるのを待っていたが、どうやらD論10月提出は大丈夫ということで。よかった。これで安眠できる。

最近は、腑抜け気味である。 D論の草稿は我が悪者教授に、彼が根っこ関係の学会に消える前に提出したけれども、気分屋のひとなので、彼にやっぱり10月提出は駄目だと言われたらどうしようかと、ふとした瞬間にどきどきして夜眠れなくなるときがしばしばあっ…

今日は指導教官が非常にご機嫌だった。 私が未だに、投稿論文のコメントを送っていなくてかなり申し訳なく“あのー、ごめんなさい。時間がないフリをしていまだに…”とボソボソ話かけると、満面の笑顔で“気にしなくていいよ、今週いっぱいはまだ推敲するから。…

土曜日は餃子の会をする。 ものすごく美味しいモノができてしまって、狂喜乱舞する。 邦楽談義でもりあがったが、でもヤプーズとか戸川純とか矢野顕子などなど。。。そしてNHKみんなのうた。わたしたちはいったいいつの時代に産まれたのだと。21歳バイオリニ…

D論は終に、教授チェックにまわすようにアドバイスを受ける。 月曜日にもう一度、直接の指導教官とお話をして、まだ書いていない尻切れトンボな結論のお話を詰めて、 それからアブストラクトを完成させる。 早く丸投げして、本格的に就職活動をはじめたい...…

NZのBさんにステキな情報をもらう。 週末なのに、地球の裏側から私のために仕事メイルを書いてくれるなんて感動的。 間接的にしか知らない人だけど、オーストラリアにいる知り合いを通じて、 彼女のいろんな武勇伝を聞いている。 頭も切れる人なので、こんな…

申請書書き2稿目を仕上げる。 厳しいコメントをくれた方に再び送信。 さらにもう一人、ぽすどくTさんに送信。

ある申請書を、低地の国のししょうやスイスにいるひとたちに見てもらって、 散々ダメだしされたけれども、今日、頑張って書き直してみるがあまり改善されない。 気分転換に、スペイン人ポスドクにいろいろ悩み相談にのってもらう。 これからどこで何がしたい…

週末は、再びスイスへ。 ユーロ高でなぜかスイスフランは連動していないので、なんだか物価の高いスイスへ行くことにあまり違和感がなくなったという感覚の麻痺で最近は月に2回くらいの頻度で通っているような気がする。知り合いの日本人宅の大家さんが、カ…

昨日のアルコールが頭に残りつつも、フラフラしながら起き上がる。 台所で、父親の体調が悪いといって国に帰っていた同居人が帰ってきていて、 ちょっとびっくりしつつも、ともにコーヒーなど飲みつつ近況報告。13時に研究室のポスドク宅に呼ばれていたので…

フライブルグの近代美術館にて非常に楽しい展覧会をやっているということで、 Cさんと供に行ってみる。Peter Vogelという昔、物理をやっていた人で、 フライブルグに在住らしい。 現代芸術と聞いていたので、 おそらく、分かりにくい前衛的なモノに違いない…

Cさんと我が家でディナー。 といっても、Cさんが一時帰国する前に冷蔵庫の中身を処理したいということで、 あるもの全てを入れてグラタンを作る。そして、昼間近所で摘んできたベリー(Brombeer)とバニラアイス、イタリア産スイカとあとは、バーデン地方の…

少し前にある有名雑誌のonline earlyを見ていたら、 面白いタイトルだったので、 著者をみたら、日本人であった。 しかも単著であり、住所が大学や研究機関ではなかったので、 調べてみたら、もう既に退職されている方で、 年齢も80歳近くになる方であった。…

スイス建国記念日にスイスへ行く。 新しい人と知り合って、 でも、なんだかいろんな繋がりが昔から実はあったことが判明して面白かったり。そして、日本人3人でスイス建国というか同盟を結んだ野原、リュトリという場所の式典を覗きにいこうよ、ということで…

昨日、土曜日はDalai Lamaがフライブルグにやってきて、 街は熱狂していた。 私もスピーチを聞きに行きたかったが、チケットを1ヶ月ほど前にネット購入しようとしたときには 既に売り切れていた。 去年はチューリッヒのETHでスピーチを行ったが、 そのときに…

髪を切りに行く。 今回は、きちんと要望を聞いてくれて、 しかも要望どおりにきってもらえた。 ドイツ人なのに、“こうしたほうがいいわよ”なんて押し付けがましいことを言わないステキなお姉さんだった。 もしかしたら、イタリア人だったかも?最近はもう、3…

スタバにて、2年ぶりくらいにMさんとばったり会う。 2年経過していても何も状況が変わっていないと、何か寂しいものがあるね、という話をする。 どうにか区切りを付けて、来年は何か新しい展開があるといいのだけど、先行き真っ暗なアカデミックな世界。 夜…

標高800mもある村に滞在して、論文書きを進めるが、頭が働かない。 これは、空気が薄いからなのか、日中遊び過ぎて疲れているからなのか、わからない。 標高4000mにて両親に書いた手紙はなんだか小学生が書いたような文面になってしまった。言葉がでてこない…

休暇中だが、WLANに繋がってしまったので日記なぞ書いてみる。 Sさんに会って、いろいろとお話をした。 お茶目な人であるのは昔と変わらず、その上で、世界的な研究者であるこの人は私には、 雲の上の人であったのだけれども、気さくな人柄からいろんな分野…

近くに住むCさんと一緒に、大聖堂の周りでやっている、 ワイン祭りに行く。 昼間から実は二人で牛のステーキなどたらふく消費して、 そして次はワインと。なんとなく、飲んだことがなかったということで、 一杯目は大学が550周年記念で特注生産させている、…