近くに住むCさんと一緒に、大聖堂の周りでやっている、
ワイン祭りに行く。
昼間から実は二人で牛のステーキなどたらふく消費して、
そして次はワインと。

なんとなく、飲んだことがなかったということで、
一杯目は大学が550周年記念で特注生産させている、ワイン醸造屋のテントで飲んだ。
あまり聞いたことのないブドウの種類で、しかも二人とも2口で酔いが周ってきて、
これはもしかしてアルコール度数が高いのではないか、
ということで調べてみたら13%。
ドイツ白ワインにしては高すぎかも。
既に酔っ払っているにもかかわらず、果敢に次に挑戦した。
甘いワインをと思って、Gewurzstaminaのワインにしたら、
これもあまり甘くなく、そして、Cさんの赤はSpaetbrugundarだったが、
これもあまり味が濃くなく、香も少なめだったので、水のように飲めてしまった。


途中で隣のおばちゃんが話しかけてきて、
Alemanischドイツ語講座が始まり、
そしてこの街にある椿、芭蕉庵という日本料理屋にあるトイレはハイテクだという話に。
椿の店長、まさかウォシュレットを日本から持ってきて店においているなんて、
なんとも粋である。

そして、このおばちゃん、ホテルオーナーの婦人だった。
しかも私がスイスにいたころ住んでいた街でホテル学を学んだらしく、
話が盛り上がってしまって、帰るタイミングを逃してだらだらと居ついてしまった。
世界は狭のだ、と今日も感じてしまった。