chibigorou2006-03-31

歳を取ると、不用意な発言ができなくなるなぁ、と感じる今日この頃。
自分はいつまでも若くはないのでもうちょっと責任をもって発言をしようと感じる。責任というか、自覚ですかね。‘けんきゅう’においてもプライベートにおいても。発言する内容によって相手を選ぶ、という行為をしなければならないと感じる。これもオトナへになることへの第一歩でしょうか?


プライベートなことにおいては、ここでは抽象的なことしか書けないが、いくら外見が若くみえても、特に20代後半それも三十路に片足突っ込んでいるような人間や三十路をすぎた女性の、男性に関する発言や年下の女性に関する発言、あとは男性優位な状況がある世界への発言、というのは、たいてい‘僻み’やネガティブ(おそらくいわゆる負け犬発言的)に取られてしまう傾向がある。それによって、その発言は結局上げ足を取られる会話に発展してしまって、‘対話’というものは発展せずに、内容のないお話として完結してしまう。

同じような年齢の同じような状況にある同性の友人というのは本当に貴重な存在である。私はその点においては本当に恵まれた。と最近つくづく感じるのである。
気持ちのいい会話というのは、その中で批判的な発言があったとしても、中身のある対話である。対話のある初期条件から展開がおきて、アイディアの交換などがあり、それから収束に向かい、なんらかの新しいアウトプットが得られるというのは気持ちいい。そこから次へとあらたな思考が展開するするかもしれないからだ。