18O論文

共同研究者が18Oモデルの論文を書き始めた。ある部分のメソッドの加筆を頼まれているが、先週は脳みそが書きモードではなかったので遅れている。遅筆をわびるが、相手はフランス人なので、わびるよりも行動せよ、説明せよ、という態度である。彼は日本人の彼女を持つ人間なので、日本人の‘謝罪’を浅はかな挨拶程度のものだと理解しているらしい。
でも、論文の内容は申し分なく面白い。明らかに斬新であるし、こんなにプロセスに基づいた18Oモデルを樹体内の水から大気水蒸気、それから樹体内の有機物まで解析&モデル化しようとした論文はまだ存在しないと思う。個別ならあるけど。
3月のポルトガルでの学会前に1stドラフトを終わらせようという魂胆らしい。