風邪を引いたかもしれない。のどと頭が痛い。
研究室の人間にアスピリンをもらって飲む。変化なし。

フランスに滞在していた、同僚のPhDの学生が戻ってきた。早々に同位体分析をしていたので、先週の、マススペクトロメーターテクニシャンの怠慢傲慢態度について説明する。みなさんこのテクニシャンにはお手上げでコミュニケーション不可能状態である。教授までもが困っていた。
が、彼の契約はあと1年もあり、私たちはあと1年も彼と共に仕事をしなければならないのである。

レポートが進まない。というかやる気がしない。一体誰に向かってレポートしているのかが分からないのである。専門の人間が見るのならば、同位体分別の話など書かなくてもよいし、あとフラックス測定についてもあまり書くこともないのではないかと思うのだけど…。

指導教官は4つ星ホテルで肉体精神療養中であるらしい。彼女とウェルネスを満喫しているとか…。昨日のパーティにも来なかったし、音信普通。


水曜日からGarmischでセミナーである。こんな寒いなかわざわざさらに寒い場所にでかけてこもってセミナーをする意味が不明である。この準備とセミナーで1週間が潰れてしまう。2つの研究室のPhDセミナーなのであるけど、相手方の研究室は気象屋さんで、ほとんど植物の生理に関する概念がないし、あまり関心も持っていないようで、去年もほとんど議論もなく質問もなく終わってしまった。内容は研究プロジェクトがいかにお金を持っているかとか、インターナショナルかとかいった自慢大会のようであった。今年もそうなるに違いない。