Land Rover Jeepにてドイツ人スペイン人でワールドカップの話題でお話をしつつ、
寝不足ながらも無事にフライブルグに到着。
日本だけ、激しく決勝トーナメントに進む希望がない、という悲しい立場だったので、いろいろと言い訳した。


やっとフィールドワーク第一弾終了。
暑くてひじょうに疲れた。

液体窒素やらドライアイスやらの運搬のために、日帰りでフライブルグ−ストラスブール間運転したり、
雲ひとつない空のしたで、サンクリームなしで腕をさらけだして野外仕事をしていたので、
かなり激しく肉体的に疲労した。
なれない小麦畑であったし、私にとって初めての水測定のための準備やら、TDLとの測定の兼ね合いやらでかなりストレスになった。

毎回のことだけど、グループで行うフィールドワークをオーガナイズするのに、なかなか慣れない。今回も反省すべき点が多々あり。
もっと、想像力を働かせて前準備はやりすぎなのがいいのかもしれない。
というか、おそらく一番悪いと思われる傾向は、自分がオーガナイザーという立場に不慣れで、いつまでたっても“どうにかなるでしょう”などという甘い考えが脳裏に存在するのかもしれない。

そして、毎回のように、なにか“事件”が起こってしまうのだ。
ドライアイスをもらうための書式が実は2ヶ月前に変更になっていたことを知らず、しかもその書類を来週まで休暇中のテクニシャンが持っていたりして、時間の段取りが若干狂って、TDL使いの人々に若干迷惑をかけてしまったり。
あとはいろいろと持ってくるものを忘れていたり。
もっと前もって緻密にスケジュールをプランニングすることができたはずだ。
毎回反省するけれども、三つ子の魂百までというのはよく言ったもので、なかなかこのいい加減さを治療するのは困難だ。

来週は分析準備週間だ。

でも、いろいろあっても、やっぱりフィールドワークには麻薬的な刺激がある。
そして、濃い人らと一緒に研究するのは楽しいものなのである。

No Risk, No Fun and No Science!