実験の時間配分を見事にミスってしまった、夕暮れ19時。いまからインキュベーションタイム2時間。その後、サンプルをフィルターで濾そうとおもっていたけど最低1時間かかってしまうし、そのあと片付けとかしてると夜中になってしまうなぁ。どうしよう。フィルトレーション明日にしようかな、それとも今日えいや、とやってしまったほうがいいのかなぁ、と優柔不断。
元凶は午後あった、PhD学生の自主セミナーだ。すっかり予定忘れていて、これで3時間も逃してしまった。
と言い訳しつつ。

セミナーはオーストラリアからのゲストレクチャーのお話であった。研究課題には当りハズレがあるし、指導教官によってや、または指導教官が今何に一番興味があるかで、進展の差はでる。その進展の差はあまり個人の能力とは関係ない場合が多い。よい結果がでて、順当に進んだとしてもそれは、“運”にもよるし、能力にも依存しているだろう、という何人もの学生を持った経験からのお話。だから卑屈にはならないでおこう。