今、思いだしたけど、去年にオーストラリアでANUの人々や、CSIROやANSTOの人々が行った観測に参加させてもらったときの論文の謝辞に入れなければならない大事な人の名前を忘れていた。Olsen夫妻。Richardだったかなぁ?妻の方は思いだせない。
私はあまり知らない人なんだけれども、おそらく気象屋さんとか、得にフラックス観測に関わる研究をしている人にとっては大御所であろうと思われる人。私たちがTumbarumbaという森で観測をしているときに、妻と旅行中であった。その旅行中に知り合いの研究者を訪ねて観測に参加してきたのである。なにやらアメリカの大学教官を退官された直後の旅行であったらしい。しかもフラックス観測に関わる研究をしていたといっても、モデル屋さんであったらしく、現場でのお仕事はあまりしていなかったということで、今回の観測のお手伝いをしたいということだった。
皆さん、人に任せられない精密な仕事をしていたということで、なぜか私のサンプリングに加わってくれることになった。私はユーカリの樹の幹や土壌からの二酸化炭素の採取とか、あと根っこを掘り返すという作業をやっていた。ガスのサンプリングにはちょっとしたテク(?)が必要だということで、指導教官と話あった結果根っこを掘り起こしてもらう作業をしてもらうことになった。
偉い人であろうと思われる人に根っこ堀りという、肉体作業以外のほか何でもない作業をお願いするのはかなり恐縮だった。でもさすが、アメリカ人、奥様と楽しそうに根っこを掘っていただきました。

なぜだか、今日ふとおもいだした。