先週一週間年輪生態学というコースを取っていたために、自分の研究のサンプル処理など全く何もしなかった。それから実は約1週間後に、オーストラリアに行ってしまうので、もう今から何かを始める余裕もなくなった。今一番気がかりなのは、私の研究のお手伝いバイトをしている学生がここ何週間か風邪で着てないのでコミュニケーションが取れておらず、私の留守の間の彼の仕事が不明確。。。。
前にも彼は‘すったもんだ’があったので、今回は問題にならないようにせねばなりません。

今日は昨日夜更かしをしてしまったので、気がついて起きたら午後3時だった。がーん。今日は洗濯をするつもりだったけど、なんだかだらだらと食べたりDVD見たりしていたらあっという間に夜で、昨日もらった論文にも集中して目を通すことができず。

実は同居人が日本人で去年の12月から、いろんな要因があって関係が悪化しており、おそらく1ヶ月くらい顔も見てないし口も聞いてない。彼女が避けてるだけだけど。彼女は引っ越すのか、それともこんな関係のまま同居を続けるつもりなのだろうか?
でも、よくもまぁ、美しく生活時間帯をずらしてくれるものだ。とっても不健康。

明日は早起きしよう。


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RuBP?

私はドイツのフライブルグという街に住んでいる。
何をやっているかというと森林生態系内の炭素循環に関することを生理生態学的視点でもって、安定同位体という道具を用いて研究している。
2年前はなぜだかスイスの真ん中あたりの町で湖沼生態系の炭素循環、というか微生物の呼吸などの研究に片足を突っ込んでいた。

ところで今週、1週間年輪生態学というインターナショナルコースがあった。講義が英語で行われるからという点でも出席しやすかったし、いま年輪のある成分に関心があるのでこのコースをとることにした。修士課程(こっちではDiplomというらしい)の学生も参加していて、ドイツの大学の講義の風景というものを垣間見た。こっちの学生はやはり‘コミットメント’馴れしているなぁ、と感じた。授業のフィードバックも、きちんと自分の考えで与えるし、議論の場ではしっかり自分の意見を発言してきちんとその反論に対して‘デフェンディング’できている。見習わねばなりません。

このコースの講師の1人のイタリア人の研究結果にとても興味を覚えたので、その結果にたいする私の考えを述べたメイルを送った。3本もの論文をPDFで送られてきて、ちょっとうれしかった。でも、いまだになぞな結果。この結果に対して短期応答としてRuBPの再生産、カルボキシル化で説明できるのかどうか。でも長期応答のほうは、私にはよくわかりません。何が起こったのか。。。。

それから、今日はやっと、うちの研究室にサバティカルコロラドからやってきている教授とお話をした。実は彼の弟子が私の研究に関係する研究の大御所でいろいろと情報を聞けたり、あとは、出版前のドラフト論文をくれたり。。。。いい人だった。今まで愛想悪くしていてごめんなさいMonson。
でも、とにかく、彼とコンタクトが取れたことは非常にラッキーだ。いろんな面で。
でも、このもらった論文(D.R.Bowling et.al. 2005 CO2 isotopes in a subalpine forest)、テクニックとか計測機器とかが洗練されすぎていてうらやましかったり。もう一回読もう。