年末年始は、北島にあるトンガリロ国立公園という場所に行っていました。主な目的はトンガリロ山の近くを歩くということで行ってまいりました。結果は非常に楽しいものでした。天気が悪くなるということであったので日程を変更して1日だけ山篭りするという日程でした。
本当は31日にのぼり初めて元旦の初日の出を山小屋でみたいなあとおもっていたのですが、行きの便の都合で実現はできませんでしたが、1日の夕方に山小屋からみた夕やけと月が本当に美しかったです。あ、2日目の夜明けも美しかったですが。

行きは、2日かけて電車で行きました。クライストチャーチウェリントンそしてウェリントンで一泊してウェリントン→国立公園という便でいきました。一日目の電車からはニュージー東海岸沿いを走る電車でアザラシがいる光景などを見つつの旅でした。そしてピクトン→ウェリントン間は船に乗り換え、南島と北島の海峡を遊覧するというもの。
ウェリントンでは、以前宿泊したことのあるMuseumホテルという場所に泊まって近くにあるシンガポール料理屋で食事をしました。

山歩きは、標高1900m近くまで歩くルートでした。火山の山でしかも乾燥している地域なので、途中地球上とは思えない光景に遭遇して、一緒にいった梟のおねえさんと共に“なんだか月面って感じだよねえ(行ったことない)”とか“アメリカ中西部って感じもするよね(これも行ったことない)”という感想をもつような光景がいくつかありました。
日本にも火山の山は沢山あるけれども、それとは異なる風景に遭遇することができて、新年早々非常な経験をしました。
クレーターの色が本当に美しい赤色だったり、エメラルドな色の火山湖は本当に印象的でした。

そして、極めつけは、帰りは飛行機代をケチってウェリントンまで5時間ほどかけてバス行きそしてそこから飛行機に乗りました。エアニュージーの国内線のセキュリティを説明するビデオは世界的にも有名な面白ビデオなので(まだ見たことない。裸のボディペインティングを施した客室乗務員がノリノリでセキュリティ設備の説明をしてくれるらしい)それを楽しみにしていたのですが、案内された飛行機がなんとプロペラ機でもちろんビデオなんて付いていなかった。ウェリントンクライストチャーチ間は日本でいう東京・大阪間に匹敵する重要路線ではなかったんだろうか、と思いつつ、しかも離陸の揺れに怯えつつ帰路に着いたのでした。
まあ、でも今年はなんだか初めから絶好調ですが、これから沈むことのないよう気を引き締めます。が、新年が夏ということでなんだか気持ちが引き締まらないというのが本当のところです。