週末休んで病み上がりの弱った精神と弱った肉体で研究室に赴いた。

ラボテクニシャンのボスが私に対して怒ってたよ、とアルバイトの学生に言われたので、事情を聞きに行ったら。彼女の完全なる勘違いであった。ラボ使用のルールとか、EAでの測定の際のカプセルの使い方とか。
あまりおおきなことでもないし、精神も弱っていたので放っておこうと思っていたけれども、このような出来事はじめてではなかったし、私の周りも彼女のこの納得いかない短気な気質や彼女の独断的なラボルールには反感を持っていたので、これはおはなしするしかあるまいと思いお話をしに彼女のところへ向かった。

私は状況を説明したし、なぜそれが私の責任ではないかということを説明した。けれども彼女は感情的になるばかり、納得いかない判断を下して(おもに私の性質に関して。性格ともいうかもしれない)、この私の性質により、この由々しき(彼女にとって。他の誰も迷惑は被っていない、はず。)事態が生じたに違いないという説明だった。なんの客観的事実も確認しないまま、このような判断を下し、名指しで批判するのはやめてもらいたいと思った。しかも本人がいない場所で。一瞬、人種差別か、と思ったほどである(ドイツではよくあることだけれども)。
もう嫌だ。こうもラボのテクニシャン複数人(少なくとも2人)が傲慢である研究室というのはやっぱり教授の人柄に起因するに違いないと感じた。このラボ女ボスは実は教授のいとこだったりするからもしかすると血筋か。。。しかも彼女パーマネントポジションだったりする。普段は誰も逆らえません。

こんなんだと実験室で仕事しちゃいけないのかという気もしてくる。