南半球に送ったサンプルの測定結果が送られてくる。
まだサンプルはあるのか、と聞かれてあと100個くらいあるかもしれないけれども、測定してくれるでせうか?と恐る恐る質問する。この最後の100は予定していなかったのだけれども、あっちのマシーンを制御しているソフトウェアのせいで、前に送ったサンプルのピークがきちんと取れなかったせいで、リピートしなければならなかったという経緯でもある(ISODATではない)。
という事情が最近判明したのである。
測定者であるポスドクの人が妊娠、出産、産休で仕事を一時中断していて、やっと測定を再開してくれることになった。

2004年にやった実験のサンプルで、サンプル処理後(マックス一日6サンプル×3サイクル)、2005年の1月ごろから3度にわたって送り続けたサンプルである。

まだ他のコンポーネントが残っている。これは既に私のD論には含まないことになっているからぼちぼちやりなさいと言われて、その言葉に甘え続けて今に至る。
他のコンポーネントはあと3ヶ月くらい処理するのにかかるだろうからおそらくドクター終了後にやることになるでせう。そして、この測定も他の大陸にある研究室で測定すると決めているが、相手側はまだ覚えてくれているのだろうか?