ドイツの大学はいろいろと日本とシステムが違うので、未だに私は理解していなかったのだが(ドイツ人も理解していない)、私は未だもってPhD候補生としては大学には認識されていないらしくて、ただの大学から雇用されている労働者にすぎないということで、このままではD論は提出できないそうだ。大学のレクトラートというところには経歴やら、修士号やらその他いろんな資格などの書類を提出して、そのときに“学生”として認識されたのだと勘違いしていた。
D論提出前に前もって、レクトラートに提出した書類とほとんど同じような書類と教授(ドクトールファーターという日本語で直訳してしまうと博士号の父)に、この学生を指導するという旨を記述した承認書というものを、所属先の学部に提出しないといけないらしい。
ということで、前の所属先大学へ学部と修士の時の成績表を申請していて、ドイツの住所に送ってもらうように依頼していた。が、先日担当者からメイルが来て切手が30円分不足しているので、こっちに送ることができないと言われた。30円くらいどうにかしてくれないかと思ったが、その大学に所属している友人に(他学部)頼んで30円わざわざ届けてもらうという面倒なこと手続きを踏んだ。
もうそろそろ届くはずなのに、未だに私の手元には書類がない。