chibigorou2006-05-08

気象屋さんとミーティング今年の観測計画と、
私一人の為の気象屋的視点におけるフラックス観測なるレクチャーを少々。特にAdvectionについて。
指導教官にはAdvectionには今年は手をだすな、と先週去り際に言われたけれども、実は私たちがこまごまとやっているサンプリングや実験は最終的にスケールアップ手法の精度をあげようとしているものに繋げようとしているもので、
少ない情報で、短絡的にスケールアップしてしまっては何の芸もない面白くない研究になってしまうかもしれないけど、
同位体シグナルのばらつきに関する背景となるメカニズムを追って、
さらにフラックスセパレーション推定する際のタームにAdvectionやらStorageを考慮した場合としない場合でどれほど誤差が出るかとか、そういうかなり荒削りであるけれども、マクロ視点、フラックス観測手法の研究としては必要なのではないかと思うし、今回の観測でそろうと思われるパラメータで荒い計算ができるのではないかと、今ちょっと考えている。短絡すぎるかもしれないのでもうちょっと考えてみよう、勉強してみよう。
でもプロセス解明好きな生理生態屋集団としては“えいや”と行ってしまう計算などはやはり気に障るだろうなぁ。私は純粋生理屋でもないし、バックグラウンドが虚学ではないので、このようなエンジニア的手法もありではないかと考えてしまう。このような手法にどっぷり浸かりたいとは思わないけど。


あと、気象屋さんの一人が先月までオーストラリアに滞在していたらしいということを今日はじめてしった。CSIROに長らく滞在していろいろと遊んでいたらしい。いいな。オーストラリアには住みたくはないけれども短期滞在または旅行するのにはいい場所である。
Leuningのダンディさについて盛り上がる。Leuningも相当なフェロモン放出者である。Farquharに負けず劣らず…。去年Tumbarumbaという森で5年ぶりに再開した日本人研究者Mさんとともにこんな話ばっかりして盛り上がっていたな。
元気かな、Mさん。私の第二のLicorししょうでもあったりするMさん。